Brian Eno :Ambient 1 Music for Airports

日本がワールドカップ一番乗りだそうです
イランが1位なのに…同時に決定ということでしょうか…
まぁ、細かいことはどうでも良いのですが、自分はバッチリ中継時間寝過ごしました
19時の中継で寝過ごしましたよ!大人なのに!!
疲れてたんです…
AM3時に起きたので…
いくつも冷蔵庫担いでたんで…
てゆーか、HONDAはつかえないロボットなんかつくってないで、
冷蔵庫にガンダムみたいな足つけろ!
まったく重くてしょうがない、洗濯機は運搬用の持ち手があるけど冷蔵庫は無いんだから…
それが社会に対する貢献だと思います


ついでにHONDAは小野伸二の足もサイボーク化してほしいです
柔軟な足首を残しつつドムみたいな頑強な足がいいですね
サッカー選手の足は飾りじゃないので、とびきりタフでスピードのでるヤツがいいです
天国の本田宗一郎も同じ事言うでしょう
「小野にドムみたいな足つけろや!」って…


Music for Airports

Music for Airports

で、音楽の話ですが、一番乗りつながりで、これはアンビエントミュージックの一番乗りです
その後、Aphex Twin他に受け継がれるアンビエントの記念碑、Brian Enoの「Ambient 1: Music for Airports」
音楽全体の歴史を俯瞰したときにも重要になる金字塔的作品だそうです
自分はたまたまアナログで入手しました
まず、ジャケットが格好良いです、シンプルですが、何と言うかオーラが出てます
例えば自分の敬愛する大竹伸朗なども頻繁にブライアン・イーノの事は取り上げますが、同時代を経験した人に与えた影響は計り知れないだろうということが感じられます
実験的で斬新だけれど、しっかり作りこんでいる、奇をてらっていたり破綻していたりすることがない、自分以上の大人が真剣にアイディアを練ってじっくり作品を完成させる印象
アートワークや発言も含めて全体的にそんな印象を受ける人です(若い頃の風貌は除く!)


この作品はピアノのフレーズとコーラスのかかった女性の声などのとても少ない音の構成で
例によって同じようなフレーズがただ繰り返される内容
自分くらいの年代の人にはエイフェックス・ツインの「Ambient Works, Vol. 2」のほうが馴染みのある作品だと思うけれど
それと比較すると、このイーノ作品の方がより単調
はっとするような美しい瞬間は「Ambient Works, Vol. 2」の方があると思います
ただ、「Ambient Works, Vol. 2」がただ美しいフレーズに終始せずに毒のあるというか、やや不気味な音や恐ろしげなフレーズを含む重層的な内容なのに対し
こちらは単調な分、より環境に溶け込む――たとえば今のように、朝方に文章を書きながらかけていたりすると、普段見慣れたガラスごしの町並みが、普段のそれとは少し違うように見えたりする――そういう意味でアンビエントの本質に近いとも思えます


全く関係の無い話題になりますが、福本伸行の「天」というギャンブル漫画があって
――
自分の本心に沿って執着を整理していると
いつの間にか
自分を信じ
同時に捨てている
同時だ…
分かつことは出来ない…!
――
というしびれるセリフが出てきます
イーノ作品を続けて聴いていると、なぜかそのセリフを思い出しました