アートコーヒー@東京駅地下街

gopie2005-11-10

今日は東京駅でお仕事
で、写真は駅の地下街にある普通の喫茶店アートコーヒーにて注文した品
ビーフ&野菜カレー680円
んだよ!サテンのカレーかよ、と言われればその通りなのだが
写真を見ると判るとおり、二種類のルーが楽しめる変り種
ガラス越しのディスプレイを見た瞬間、久々にカレー好きの血が騒いで注文
以下に記載したのはカレーとしての戦闘力分析表


◆カレー戦闘力チャート◆
辛〜い ・・・・・☆・ 甘〜い
具充実 ・☆・・・・・ 具淋しい
印度風 ・・・・・・☆ 欧風
攻撃的 ・・・・・☆・ 守備的
総合戦闘力評価・・ 54


カレー=スパイスの魔術、のようなインド的な発想はない
小麦粉をふんだんに使い、ブイヨンスープで煮込む欧風カレーであり、一般的な家庭で食されるカレーライスのイメージ、その範疇をはみ出すものではない
ルーは、ビーフのパートでもコクはあるのだがハヤシライスに近いような甘み、酸味が比較的強いタイプで
野菜カレー部分のルーになると、ビーフのルーにあったコクを多少犠牲にしてでも酸味を強め、あっさりしとした味にまとめたという印象だ
ビーフを煮込む側のルーはビーフの味を生かしたコク重視型
野菜側は野菜の特性を生かしてあっさり型
二種類のスッパリとタイプの分かれた味が楽しめるメニューだ
且つ、東京駅を利用する空きっ腹を抱えた野郎のために肉と野菜を同時にとって元気に働いてねッという配慮も感じられる


専門店のカレーのようにこだわり抜いて手間ひまかけたルーではないかもしれない
だが、いかにもメニューを充実させるためだけにとりあえず置いてみましたという、一般的なサテンのカレーと比して
ワンアイディア、働く野郎が多い環境を考慮したちょっとした工夫の見られるメニューであり
そのちょっとした工夫を実践しリーズナブルに安定して供給するという点に、敬意を払いたいと思う今日このごろであった