WIRE05

gopie2005-07-18

写真はPHSAH-K3001Vによる撮影
なにか大きなイベントでも無い限り使わないカメラ機能だけど
使うたびに圧倒的ショボさを痛感させられる


ELLEN ALLIENTOKTOKはどうしても外せないので夕方の参戦
入場後しばらくは会場全体を見てまわっていたけれど
ELLEN ALLIENが始まるとフロアに急行
今年はビョークをかけたりするようなサプライズは無かったけれど
ひたすらミディアムテンポでじっくりコトコト煮込んでいく様な貫禄のプレイ
ブースでクネクネ踊る姉御の姿も健在
その後のTOKTOKは「特特」Tシャツの二人がビール片手に一気に盛り上げる
高速BPMの締めくくりもライヴならではのプレイで
このあたりのドイツ勢の活躍には大満足


その後しばらく3rdエリアあたりを中心に巡回
今年の3rdは、プラッとTOBYがやって来て最新機材でガンガンデモンストレーションのようなスペシャルな盛り上がりは見られなかった
新宿のOTOみたいな超小箱よりさらに距離の無い空間でのTOBYとのふれあいってのは
個人的に楽しみだったんだが…


その後アリーナ席から石野卓球やKAGAMIの大盛り上がりを観戦
特に石野卓球時はフロアに最も大人数が集まった時間だと思うのだけれど
裏の田中フミヤの2ndも入場制限で見れなかった
入り口付近では、いかにも良さげな音が漏れ聴こえて
入場待ちの列が出来ていた
去年もこれが最大の課題だっただけに非常に残念
終電組への配慮からあえてココで人気DJ二人をかぶせたんだろうけど
99のトリ他、WIREでも田中フミヤは素晴らしいので是非見たかったのだが…
埼玉復帰はもう無理なのか…


その後は808 STATEWESTBAM→VANGUARD→BAD BOY BILL→JOEY BELTRAM
と観戦
808 STATEは実はそれほど思い入れはないのだが、人力ドラムやギターやら管楽器も導入した一味も二味も違った趣向で且つ、こ気味の良いアッパーなリズムの演奏は大いに楽しめた
要所要所でスクラッチ多用のBAD BOY BILLで体があたたまった後、JOEY BELTRAM
のライブは自分としてはかなり期待していた所
往年の名曲連発で今年のベストアクト
JOEY BELTRAMのトラックがいかに沢山のDJに支持されて、長年かけ続けられて来たか思い知った
それをまたライヴで、大箱仕様のギンギンのアレンジで聴けた今年の来場者は幸せだ


締めくくりのTOBYでやっと2ndに入れたのだが、ちょうど歌舞伎町の頃のリキッドルームを思わせるような空間で音も凄く良い
TOBYでの締めというのは埼玉アリーナでの朝日が差す中で踊りまくる伝説のセカンド以来の恒例行事的な感覚
今年の最後でTOBYを選んだ客たちもぶっ飛ぶTOBY兄貴にめいっぱい期待している印象で、早くから若い娘の「結婚してー!」といった叫び声がする
ホット且つアットホームな雰囲気
DJとしては大ベテランだし、盛り上げるところをしっかり盛り上げてくれるのはもちろんだが、なんとも言えないアットホームな雰囲気とフロアの激しさが混在するWIREでのTOBYのプレイは、他に例を見ない個性的…というか特殊なものだ
今年はくるりの「♪いつだってぼくらは〜」の曲やスーパーカーUnderWorldのようなみんなが耳にしている曲をアンコールに選んだあたりでアットホームさが爆発!
とてもハッピーな空間で完全燃焼させてもらった
ありがとう、TOBY